こんにちは。
こちらは、 管理人のまっしーが吹奏楽の名曲をあれこれおすすめするブログです。
今回は、演奏会のアンコール曲向けのしっとり落ち着いた名曲をご紹介します。
通常、多くの演奏会では、後半はポップス ステージで盛り上がり、その流れでアンコールも「楽しく盛り上がる」曲を選ぶ場合が多いと思います。
それはそれで良いと思いますが、時にはしっとり落ち着いた曲で終わるのも良いと思うんです。
今回は、「しっとりとしたアンコール曲」のおすすめ4選をご紹介します。
それでは、早速始めましょう。
第4位『ロマネスク』
第4位は、『ロマネスク』(Romanesque、作曲:J.スウェアリンジェン)です。
この曲は、いわゆるスウェアリンジェンの定番の人気曲とは大きく雰囲気が異なり、曲全体を通してしっとりとしたバラード風の曲となっています。式典や演奏会の最後を締めくくる1曲としていかがでしょうか。
演奏音源
<演奏:東京佼成ウインドオーケストラ>第3位『ウィ・アー・オール・アローン』
第3位は、『ウィ・アー・オール・アローン』(We are All Alone、編曲:小野崎孝輔)です。
この曲は、きっと皆さんどこかで一度は耳にしたことがあると思います。
優しく温かいメロディを聴いていると、なんだか涙が出てきそうになる、とても良い曲です。
中高生の皆さんは、卒業式や先輩を送り出す演奏会などでも演奏するのも良いのではないでしょうか。
吹奏楽版ではいくつかの編曲版がありますが、今回取り上げた小野崎孝輔編曲版は、トランペットとフルートのソロ(ソリ)が印象的です。
最初は静かでゆったりとしたメロディから始まりますが、まもなくドラムのリズムが入り、少しテンポがアップします。決してしんみりとした雰囲気だけで終わる曲ではなくて、聴く人の心をゆさぶって盛り上がてくれる部分もある曲です。
演奏会の締めくくりに、こうしたしっとりした曲はいかがでしょうか。
演奏音源
『We are All Alone』(編曲:小野崎孝輔)第2位 カーペンターズ『I Need to be in Love/青春の輝き』
この曲も、幅広い年齢層の方によく知られている曲です(中高生世代はどうかな、、)。
カーペンターズを知らない若い世代の方たちにも、是非おすすめしたい曲です。
この動画↓の楽譜は、ニュー・サウンズ・イン・ブラスの『サクソフォンとバンドのための青春の輝き ~カーペンターズ 永遠のレパートリーより~』です。
タイトルからも分かるとおり、サクソフォン(A.Sax)と吹奏楽のためにアレンジされています。甘く切ないメロディがとっても心に響きます。
A.Saxのソロでしっとりと演奏会を締めくくるのはいかがでしょうか。
演奏音源と編成・グレード
『I Need to be in Love/青春の輝き』第1位 歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
第1位は、歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」です(作曲:P.マスカーニ、吹奏楽版編曲:淀 彰)。
この曲は、オーケストラでは定番のアンコール曲です。
私が所属するオーケストラでも、何度かアンコールで演奏したことがあります。
ただ、なぜか吹奏楽の演奏会では、アンコールとして演奏される機会にお目にかかったことがありません。やはり吹奏楽の演奏会では、盛り上がるアンコール曲の方が好まれるのかもしれません。
私は、こういう しっとしとした曲がアンコール曲として広く演奏されるようになって欲しいと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。
この動画↓は、アンサンブルリベルテ吹奏楽団の演奏で、アンコール曲として演奏されています。ただし、このあとに、もう1曲アンコールを演奏されています。
もし、しっとりとしたアンコール曲で終わることに抵抗のあるようでしたら、アンコールを2曲にして、そのうちの1曲目に演奏するのも1つの方法です。
演奏動画と編成
歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より「間奏曲」いかがでしたでしょうか?
しっとりと終わるアンコール曲、ぜひ吹奏楽の演奏会にも広まって欲しいと思いますし、共感していただける方がいらっしゃると嬉しいです。