皆さん、こんにちは。管理人のまっしーです。
今回は、『トランペットのかっこいい曲 おすすめ3選《オリンピック編》』と題して、歴代のオリンピック曲の中でも特にトランペットが活躍するかっこいい曲を3曲厳選してご紹介します。

オリンピックの曲って、ファンファーレ的な要素もあるから、かっこいいんだよね

そうね。ところで、選定の基準はどうなっているの?
はい。今回の選定基準もまた、「管理人が好きな曲」です。

えっ、まっしーの好みが基準なの? 前回の「かっこいい曲20選」もそうだったよね(笑)
そうなんです。今回もまた「我がまま企画」ということでご理解をお願いします。

皆さん、またまっしーの「我がまま企画」ですが、どうか最後までお付き合いください
では、早速始めましょう!
なお、今回ご紹介するのは、主に吹奏楽への編曲版です(原曲はオーケストラ版です)。
第3位『オリンピック・スピリット』(1988年ソウル五輪)
第3位は、『オリンピック・スピリット(The Olympic Spirit)』です。
この曲は、1988年のソウル・オリンピックのテーマ曲として、ジョン・ウイリアムズ(John Williams)によって作曲されました。

ジョン・ウィリアムズといえば、「スターウォーズ」や「ジュラシック・パーク」などの映画音楽でも有名だよね

そうね。J.ウイリアムズの曲って、どれも凄くかっこいいのよね
はい。冒頭のトランペットは、決して派手さはないものの、シンプルなのに華やかな登場の仕方がカッコいいです。演奏会のオープニング曲としてもおすすめしたい1曲です。
楽譜は、さまざまな編曲版が出版されていてグレード(難易度)も異なるので、楽団の各種事情を考慮して選定されると良いと思います。
<演奏:龍谷大学吹奏楽部(2016年)>第2位『サモン・ザ・ヒーロー』(1996年アトランタ五輪)
第2位は、『サモン・ザ・ヒーロー(Summon The Heroes)』です。
この曲もジョン・ウイリアムズの作品で、1996年アトランタ・オリンピックの際に、近代オリンピック開催100周年記念大会の公式テーマ曲として作曲されました。
ちなみに、タイトルの「summon」とは、「召喚する、呼び寄せる」という意味です。

この曲、冒頭からトランペットがめっちゃかっこいいんだよね

そうね。冒頭もかっこいいのだけど、その後に登場するトランペット・ソロは、さらにかっこ良くて魅力的よね
そうなんです。トランペット奏者ならば一度は挑戦してみたいと思う曲ではないでしょうか。
(1)吹奏楽版
まず吹奏楽版の演奏からご紹介します。
冒頭からトランペットがとてもかっこいいのですが、何といっても、その後に登場するトランペットソロのカッコ良さは鳥肌ものです(1:00頃~)。
そのあとのメロディーの裏で合いの手のように入るトランペットはキラキラと輝いているし、そのまま最後までひたすらカッコいいです。
ところで、この曲の吹奏楽版は、原曲(オーケストラ版)とは調が異なります。
原曲よりも1音(2度)下げられているので(最高音はHigh Bb)、通常のBb管トランペットでも対応可能です。
<音量注意:Royal Marines Band(英国)>(2)オーケストラ版
こちらは原曲(オーケストラ版)です。指揮はジョン・ウイリアムズ氏ご本人です。
なお、トランペット・ソロは1:20頃からです。
第1位『オリンピック・ファンファーレとテーマ』(1984年ロサンゼルス五輪)
第1位は、『オリンピック・ファンファーレとテーマ(Olympic Fanfare and Theme)』です。この曲も、作曲者はジョン・ウィリアムズです。
五輪ファンファーレにおける最高傑作
この曲は、歴代オリンピックのファンファーレの中でも最高傑作と言える曲だと思います。
冒頭のトランペットのファンファーレは、従来のファンファーレのイメージを覆すほどインパクトのあるもので、このように16分音符のタンギングを細かく刻むファンファーレは当時画期的でした。
また、そのあとに続く音楽は壮大で、まるで映画音楽を聴いているかのようです。
(1)吹奏楽版
この曲も、吹奏楽版は、原曲(オーケストラ版)よりも1音(2度)低く編曲されています。
このため、通常のBb管トランペットでも対応可能です(最高音はHigh Bb)。
(2)オーケストラ版
こちらは原曲(オーケストラ版)です。やはり、オリジナルはかっこ良くて魅力的です。
<演奏:BBC交響楽団(英国)>ジョン・ウイリアムズ指揮、ボストン・ポップス・オーケストラの演奏です。Amazonなら一曲購入もできます。
いかがでしたか?
結果的に、3曲ともジョン・ウイリアムズの曲となりました。やはりオリンピック音楽や映画音楽にジョン・ウイリアムズは欠かせない存在なのだとあらためて実感します。
今回は、「トランペットのかっこいい曲」と題してご紹介しましたが、実際にはトランペットだけが単独で活躍することはあり得ないのであって、やはり他の金管楽器や、パーカッション・木管楽器も一緒に活躍することになります。
その意味では、今回ご紹介した「かっこいい曲」は、どのパートにとっても「かっこいい曲」と言えるのではないでしょうか。

まっしー、次回は、他の楽器の「かっこいい曲」も企画しようよ

そうよね。ぜひまたやりましょうよ
はい。機会があれば、またいつか企画したいと思います。
では、また次回の記事でお会いしましょう!