吹奏楽で演奏したいクラシック曲 おすすめ3選 ~かっこいい曲編~

吹奏楽

こんにちは。
管理人のまっしーです。
こちらは、管理人がおすすめする吹奏楽の名曲・人気曲・名演等をご紹介するブログです。

今回は、「吹奏楽で演奏したいクラシック曲 ~かっこいい曲編~」と題して、おすすめ曲を3曲ご紹介します。

管理人は現在、社会人オーケストラでトランペットを吹いていますが、ときどきオーケストラの名曲を吹奏楽で演奏したくなります。

「オケ曲を吹奏楽でやるなんて邪道だ~」などと言われたこともありますが、やはり良い曲は吹奏楽でも演奏したくなるもの。

管理人としては、クラシックの名曲が吹奏楽の演奏会やコンクール等でさらに広く演奏されるようになれば嬉しいです。

なお、ランキングの順位は、あくまで管理人の主観と管理人の周囲の意見によるものですのでご了承ください。

それでは、早速ご紹介します。

第3位:組曲『惑星』より「木星」(G.ホルスト作曲)

第3位は、ホルスト作曲の組曲『惑星』より「木星」です。

ホルストの組曲『惑星』の中で最も有名なのが、この「木星」です。

中間部のゆったりとしたあのメロディーは、J-Popsや海外Popsでも「ジュピター(Jupiter)」などのタイトルでカバーされていて、クラシック界に限らず広く人気があります。

吹奏楽版の編曲は複数出版されているため、難易度については一概には言えないのですが、概して難易度は高めです。

詳細は下記動画をご覧いただきたいのですが、ティンパニを2組使用するなど、編成面でもスケールの大きな曲です。ティンパニ2組というのは、見た目にもとってもかっこいいです!

また、オーケストラ曲特有の難易度の高いソロ(例えばトランペットのハイトーンのソロなど)もあり、どのパートにとってもかなり手強い曲です。

個人的には、この曲は最後の部分がカッコよくて好きです。最後のHigh Cがビシッと決まると、気分も爽快です(逆に言うと、最後でコケると全体の印象が悪くなってしまうので怖いです)。

大曲に挑んでみようと考えている楽団の皆さん、ぜひこの曲にチャレンジしてみてください!

『組曲「惑星」より木星』(演奏:近畿大学吹奏楽部)
参照元URL:https://youtu.be/Ff1v73ULQNc

第2位:『祝典序曲』(D.ショスタコーヴィチ作曲)

第2位は、D.ショスタコーヴィチ作曲の『祝典序曲』です。

ショスタコーヴィチというと、どうも暗くて渋いイメージがありますが、この曲はどちらかというとその反対を行く曲だと思います。金管楽器がよく鳴る(酷使されるとも言います…)曲なので、吹奏楽向きの曲とも言えます。管理人は個人的にとても好きな曲です。吹奏楽コンクールでも、昔からよく自由曲で演奏されてきました。

冒頭は、トランペットの3和音のゆったりとしたファンファーレから始まります。

そして、そのあとクラリネットを始めとした木管楽器に引き継がれ、指周りの激しい高速パッセージが展開されていきます。

後半の再現部では、再びトランペット等によるファンファーレが登場します。

併せてここで登場するのが、重要な役割を持つ「バンダ」部隊です。

バンダ」とは、 舞台上の奏者とは別に、多くは離れた位置で別働隊として演奏するアンサンブル部隊を言います。客席で演奏したり、舞台横で演奏することが多く、お客さんにとってはサラウンドのような音響効果があり、非常に重要な役割を担っています。

バンダは、使用されないことも多いのですが、奏者の人数に余裕があったり音響効果を高めたいときには、ぜひ活用されることをお勧めします。

このあとでご紹介する動画でも、大編成のバンダが大活躍しています。
ここまで大編成のバンダを揃えるのは珍しいことで、とってもカッコよく、羨ましくもあります。
ぜひ客席でサラウンド効果を体験してみたいものです。

バンダは、使用されないケースの方が多いので、金管楽器のメンバーに余裕がない場合は無理しなくても大丈夫です。

『祝典序曲』(演奏:龍谷大学吹奏楽部)
参照元URL:https://youtu.be/eyPzJxuwEAU

第1位:大序曲『1812年』(P.I.チャイコフスキー作曲)

第1位は、大序曲『1812年(作曲:P.I.チャイコフスキー)です。

この曲は、オーケストラのコンサートでは定番の曲ですね。
しかし管理人は、吹奏楽のコンサートでこの曲を聴いたことはあまりありません。
少し時間が長めだからなのかもしれませんが、ぜひおすすめしたい曲です。

詳細は動画をご覧いただきたいのですが、この曲は、金管も木管も打楽器も、いずれのパートも大活躍します。
クラシック曲なので基礎練習をしっかり行って、譜面に忠実にアンサンブルを組み立ててきっちり演奏したいところです。

この曲、前半は比較的落ち着いた曲調で続くのですが、後半は打って変わって大迫力の音楽となります。

最後には「大砲」が登場するのですが、この楽団↓では、バスドラムを5台も使用しています。
楽団によっては、シンセサイザーと大スピーカーを使用することもあります。
また、自衛隊の音楽隊では、本物の大砲(もちろん空砲ですが)を使用することもあります。自衛隊の大砲版は面白いので、ご参考までに最後に貼っておきます。

龍谷大学吹奏楽部による演奏(バスドラム5台+バンダ)

こちらの動画↓は、龍谷大学吹奏楽部による演奏です。客席にもバンダの金管楽器を配置していて、とっても迫力があります。ぜひ生で聴いてみたいものです。

大序曲『1812年』(演奏:龍谷大学吹奏楽部)
参照元URL:https://youtu.be/eTvTmIOyKiA

陸上自衛隊による演奏(大砲を使用)

こちらの動画↓は、自衛隊の音楽隊が本物の大砲(空砲)を使用して演奏した際の動画です(音量に注意してください)。これを真面目にやるところが結構面白いです。

(音量注意)演奏:陸上自衛隊・東部方面音楽隊(朝霞訓練場にて)
参照元URL:https://youtu.be/NZmGjRualUQ

いかがでしたか?

大序曲「1812年」、大変な曲ですが、とってもカッコよく、やり甲斐のある曲です。
大きな曲に取り組んでみたいと考えている楽団の皆さん、ぜひチャレンジしてみてください!

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